資格やスキルが無いシングルマザー(母子家庭)におすすめの未経験OKの仕事
シングルマザーの中には、専門知識や資格・スキルを活かしてお仕事をされている方も大勢いらっしゃることでしょう。
でも、仕事に繋がるようなスキルや資格がなく不安に思っている方もいると思います。わたし自身がまさに、なんの経歴も資格もなくシングルマザーになったうちの1人です。
それでも現在は、それなりの収入と資産、やり甲斐のある仕事に就くことが出来ました。
というと、すごい努力して成功を築いたように聞こえるかもしれませんが、単純に資格がなくても出来る職種で、より給料の良い仕事・会社を探して転職してきただけですので誰でもできます。
本当におすすめ出来る仕事とその理由を、わたしのリアルな体験談を添えて紹介したいと思います。
今の仕事だけでは家計が苦しくて副業をしたいという方にも役に立つ内容ですので是非、読んで頂けると幸いです。
シングルマザー(母子家庭)の方におすすめの仕事
まず結論からお伝えすると、コールセンターと介護職、副業としてブログ運営や在宅ワークがおすすめです。
と言うと、この結論にガッカリされた方が多いのではないかと推測します(笑)
介護職って、低収入なんじゃないの?資格は必要ないの?
コールセンターってクレーム対応とかストレス多そう。
介護職とかコールセンター とか、どこの記事も同じような内容でガッカリ…。
こんな声が聞こえてきそうですし、仕事がきつい、ストレスが多そう、低収入のイメージがあると思います。
実際、そういう職場も多いと思いますが、実は職場や働き方次第でストレスもなく充分な収入を得ることが出来るんです!
わたし自身、現在メインは介護ヘルパーですが年収500万円近くあります。
コールセンターをおすすめする理由
まずコールセンターがオススメな理由としては、以下のような理由が挙げられます。
休みが取りやすい
コールセンターは希望するシフトを自己申告するところが多いです。
ですので、子どもの学校行事などに合わせてシフトを組んで貰うことが可能です。
週4勤務や時短など働き方を決められるのはシングルマザーにとってとても助かります。
また子どもの病気など、当日にどうしても仕事を休まないといけない日もあると思います。
実はコールセンターは、他の業種に比べると当日欠勤もしやすいというのもあります。
理由として、その人でないと出来ない仕事ではないため、誰かが休んでもカバー出来るからです。
例えば、100人のスタッフがいるコールセンターで、1人が1日あたり平均60件対応するとします。1人休んでも他のスタッフが普段よりプラス1件対応すれば充分にカバー出来ます。
またワークフォースマネジメントと言って、電話の繋がりやすさなどの品質を落とさず適正な人員配置を考えシフトを組むコールセンターが多いのですが、当日欠勤も想定してシフトが組まれていたりします。
気軽に当日欠勤して良いということではありませんが、必要以上に心配しなくても大丈夫です。
無資格、未経験でも働きやすい
コールセンターは基本的に必要な資格はありません。
実際にコールセンターは未経験で仕事を始める方が多く、研修制度やトークスクリプト(台本)が非常にしっかりしています。
また業務で使用する社内アプリケーションや業務を行う上で活用するシステムも、ものすごく進化して使いやすくなっています。
ただタッチタイピングはできた方が有利な場合が多いので、ゆっくりでも良いのでキーボードを見ずにPCの文字入力ができると良いです。
タッチタイピングさえ出来れば、入力速度は業務をしているうちに自然と早くなります。
コールセンター選びのコツ
コールセンターを選ぶ際はインバウンド(受電)とBtoBを意識して選んで頂くとストレスが少ない環境で働くことが出来ます。
詳しくはこちらの記事を読んでみてくださいね。
コールセンターは、先述したとおり休みが取りやすいというメリットがあり、残業になることも非常に少ないため、子どもの行事などを優先したいシングルマザーの方にも向いてます。
介護職をおすすめする理由
コールセンターと同じくおすすめなのが介護職で、以下のような理由が挙げられます。
働き方によっては高収入を得られる
介護職は基本給は安いですが、働き方次第では月収40万円以上も可能です。実際にわたしも介護職がメインで現在、月35〜40万円前後(税引前)の収入があります。
1回の夜勤で2万円稼げることも珍しくありませんし、さらに夜勤専従であればそれなりの高収入が得られます。
働き方を選べる
介護職の中には週1回、1日2時間からOK、ダブルワークOKというところが案外多いです。
例えばコールセンターで働きながらも、2時間だけ副業として介護の仕事をしたり、または休みの日に1日だけ夜勤で働いたりという働き方も可能です。
ご自身のライフスタイルに合わせて、がっつり稼ぎたいという方も、今の仕事や生活はあまり変えずに今よりもう少し収入を得たいという方にもピッタリです。
介護職に資格は必要?
介護職には資格が必要な場合もありますが、資格が無く未経験でも雇用してもらえるところもたくさんあります。
資格支援制度があるところも多く、働きながら資格が取れて、資格取得にかかる費用を負担してくれます。
また教育訓練給付制度やハローワークの職業訓練など公的機関の支援制度もあります。
介護職は資格手当が付くことが多いので、介護職で頑張っていこうと思ったのであれば資格はぜひ取っておくことをおすすめします。
在宅の副業をおすすめする理由
在宅の副業は、まだ取り組んでいない方は今日からでも始めるべきというくらいおすすめです。
YouTubeでも、SNSを活用しても興味のあるジャンルで構いませんが、今回はブログ運営を例に挙げて紹介します。
自分のペースで出来る
わたしのブログ運営は趣味と実益を兼ねており、ストイックになりすぎず自分のペースで書きたいことを書きたい時にというスタンスで続けられるのがメリットになっています。(ちなみに、このブログで3つ目です)
ブログ運営は納期もありませんので、毎日1時間でも、週末に3時間でも、仕事の休憩中などのすきま時間でも好きな時に取り組めます。
わたしの仕事は夜勤中のスマホOKなので仕事中に副業も出来ます。
コストがほとんどかからない
ブログは初期費用やランニングコストが低いのも大きなメリットです。多くのブロガーに人気のWordPressだとランニングコストは月1,000円程度です。
- ドメイン代:月100円ほど
- レンタルサーバー:月1,000円ほど
コストが安いということは、低リスクで始められるということでもあり、例えば1年ブログを続けてみて思ったような成果や収益が得られなくても、気軽に別のブログを始めたり、別の副業に乗り換えれば良いのです。
ブログでどのくらい稼げるか
では、ブログで実際どのくらい稼げているかを見てみましょう。
50%近い割合が1000円未満であるのに対して、10%近くの割合は50万円以上を稼いでいます。
データでも経験年数が長いほど収入が多いという相関関係にありますので、負担を感じない程度に長く続けていけばそれなりの成果は出ると思います。
平凡ブロガーのわたしの場合、最初のブログはジャンル的には雑記ブログと呼ばれる類でしたが、それなりの頻度で更新していた時期は月5万円程度の収入にはなりました。
3つの仕事は掛け持ちしやすく相性抜群!
コールセンター 、介護職、在宅ワークのいずれか一つで満足出来る給料の会社が見つかれば、掛け持ちをする必要はありません。
とはいえ、子どもの成長とともにお金は掛かりますし、収入が多いに越したことはありません。
安定した収入を得るためや、何かの都合で今の会社で働けなくなるリスクヘッジ、今よりもう少し収入が増えればというときにも掛け持ちがしやすいことは大きなメリットです。
良好なワークライフバランス
コールセンターも介護職も短時間OK、週1回から、自由シフト、夜勤歓迎などの求人がたくさんありますので、自分のライフスタイルに合わせて時間帯、曜日別、隙間時間で掛け持ちが出来ます。
- 週4回コールセンターで働き、週1回は介護士として夜勤勤務
- 正社員で介護士として働き隙間時間にブログ運営
- 固定シフトで週5回コールセンターの仕事をしたあと1時間だけ訪問介護
家事や子育てと両立しながら仕事をする上でワークライフバランスはとても重要です。
社会保険などの兼ね合いもありますので、メインの仕事で週30時間以上を目安にされると良いでしょう。
転職時や今より稼ぎたい時にも掛け持ちはおすすめ
転職ってやっぱり勇気がいりますよね。新しい仕事先でうまくやっていけるかとか、給料が減ってしまったらどうしようなど。
コールセンターや介護職はそもそも転職せずとも働く時間を増やしたり、夜勤などのより給料の多い業務に比重を置くことで給料アップを図ることが出来ます。
また転職時も、副業として残しておくと転職の不安は大きく和らぎます。
まとめ
わたしは自分の経験から資格のないシングルマザーにはコールセンター、介護職、ブログ運営を本当におすすめします。目指せ年収500万円!
希望シフトの自己申告制が多く、休みが取りやすいためシングルマザーにとって家庭と仕事の両立がしやすい。
また研修が丁寧で無資格・未経験からでも安心して始められる。
夜勤勤務など働き方によっては高収入を得られる。資格が必要なところもあるが、資格支援制度で働きながら資格が取れて、資格取得にかかる費用を負担してくれるところも多い。
週1回、1日2時間など働き方を選ぶことができ、副業・掛け持ちにも良い。
納期がなく、空き時間や隙間時間など自分のペースで仕事ができる。ランニングコストは月1,000円程度で副業が始められる。
50%近い割合が1000円未満であるが、長く続けるほど収入が多い傾向にある。10%近くの人は50万円以上を稼いでいる。
コールセンターや介護職は自分のライフスタイルに合わせて時間帯、曜日別、隙間時間で掛け持ちがしやすい職業。
働く時間を増やしたり、夜勤などより給料の多い方に比重を置いたりすることで給料アップも図ることがでる。